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一期一会の難しさ [茶会]

茶の湯・茶道と言えば…「一期一会」が思いつくように…大分、人口に膾炙した言葉であるが…

しかし、その言葉通りの「一期一会」を出来るか?と言えば……かの井伊直弼も、きっとお嘆きであろうか…と言う位、難しいものだと思う。

それは、茶の湯・茶道が独りで飲むと言うものでは無く…主人であれ…亭主であれ…相手がいて初めて成り立つ部分が大きいからである…と言う事によるだろう。

その相対性と言うべきか…相互性と言う部分で…主人と客との間で温度差があると、「一期一会」には繋がらない…と言う事だろう…

そう言う意味で、利休が「たぎる心」を重視しているのも分かる部分である。

とは言え……名言である「炭は湯の沸くように」…と言う言葉が示すように…

「客人」の満足と言う部分では、「一定の目的」をも持っていると言う訳であるから

実は、亭主よりも「客」たる人間も相当に心しないと「一期一会」的なモノには練りあがっていかない……と言う事も容易に想像ができるところである。

遥か、安土桃山の時代……”茶”でもてなしを受けると言う意味合いは、今とはもっと、価値観を異にするものであっただろう。

だからこそ、成り立つ「一期一会」とも言えるのかも知れないが……

今日においても、参加する側の緊張感・高揚感と言うものは大切にしたい…と思うのである。

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